徹夜終わりの日。

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早朝に2時間ほど仮眠して,その後は少し仕事をしたモノの面倒になったのでうだうだと。

夕方,知り合いの助教先生を駅までお迎えに。

夜,映画を見て就寝。

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映画は「プレステージ」を鑑賞。

面白かったのだけど,奇しくも劇上の台詞にあるように「見せ方が良くない。」と思うのです。

「130分すべてに罠がある」なんて売り文句がついているものだから,こっちもそのつもりで見てしまって,結果,序盤である程度謎がわかって,テスラさんの装置(後半の頭の辺?)に至ってすべてわかってしまうという…

この映画に限らず,「最後までだまされるな」とか売り文句が付いてる作品は大抵,見る側も身構えてしまって,結局,罠が見破れたりしますよね。

同じ作品でも「罠がある」って言われてなければ,罠があるなんて思わないから同じトリックでも花があったはずなのに。

「秘すれば花」の最たるモノのような世界を描いた作品で,作中の人物も見せ方のために人生を犠牲にしているのに,その作品を見せるための見せ方が大失敗(日本の配給会社がそうしてしまったのだと思うのですが)というこの構造はなかなか面白いねとひとりで悦に入りました。

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おしまい。

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