反省の日再び。

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YouTubeの「博士カワイソス(’・ω・`) 」という動画を紹介してもらいました。

画像の感じからして1980年代くらいのモノかなと思いますが,東大とMITの博士後期課程を比較したNHKの特集のようです。

ttp://jp.youtube.com/watch?v=6-CQnnm8cAs

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iuもこの動画に出てくる方と同じ,博士後期課程3年なのですが…なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいです…

研究成果はこの映像からでは判断できませんが,姿勢や人柄の面でも「同じD3です。」とは言えない…

まだ大学院がきちんとエリート教育を行う機関だったという時代背景や,東大の大学院生でテレビ出演に推薦されるような人物であるということ,分野が違うといったこともあるかと思うのですが,身なりも言葉遣いもしっかりしているし,当然考え方や研究態度も大変真摯に見えます。

そんな方が金銭的,精神的に追い詰められながらそれでも一生懸命に研究をしておられるというのに…

iuの場合,学費は特待で全額免除していただいてるし,育英会の奨学金だけで(併願貸与にしているからですが)なんとか自立してやっていけてるし,(iuが取ってきた予算では全くないですが)研究予算もむしろ消化に困るくらいに与えていただいているし…

これだけ恵まれていて,成果や生活態度がこれでは…申し訳ないと言うほかに言葉がありません.

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昨今,東大では授業料を実質無料化するという取り組みも行われて,一部の状況は改善しつつあるモノの,オーバードクター問題など,博士後期課程学生をとりなく状況は変わらないか悪化していると思います.

従って,行政側にも大戦略的な視点からの改善を早急にしていただきたいところではありますが,大学院生(というか,iu限定ですが(^-^;))自身ももっと質をあげていかなければな…と反省中です。

せめて,つぎ込んでいただいた税金+利子分はきっちりと成果を出して,国に借りを返していかないと!

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おしまい。

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