iuな録音器。

2005年6月9日
いろいろなことをいろいろと考えた今日この頃。
なので、今日はいつにも増して長いです。

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前の組織の後輩さんと、今の組織の先輩さんからメッセでメッセージが
はいってきましたよ。

前の組織の後輩さんはそこそこブランドのある学校&研究室に在席、
先輩さんは非常にブランドの高い研究所に出向中です。

いろいろなヒトからそう言うところの話を聞くと、すごいところは
やっぱりすごいし、ちゃんと仕事をしてるヒトはしてるんだねと思う次第です。

&自分はやっぱり研究者として成功していくタイプではないかもねと
ちょっと思ってみたり。やっぱり、皆さんから勧められるように
教育者の途の方が向いてる気がしてきましたよ。

(でも、今の学科では博士号をとっても教員資格は付いて来ないんですけどね(笑))

色んなトコロにいるいろんな人のお話を伺うと、自分の立ち位置が
色々と見えてきて良いものですね(^-^)

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iuは会議、とくに何かモノを決めるタイプの会議を支援するシステムを
作るというお仕事をしています。

純粋な情報系でもないし、認知的なもの心理的なのも色々かぶってくる分野なので
学際領域とかって言われる学問分野なのだそうですよ。ようするに
「なんかうまく分類できない」という風に分類されてる分野です。

で、折角、その学際領域という怪しい分野にいるので今度作るシステムは、
心理学的なモデル/アプローチを組み込んでみようかなと思うのですが・・・。

今考えてる仕掛けだと、ソコソコ効果はありそうだけれど、トリックがばれると
途端に全く効果がなくなる可能性が高いことに気が付いて、どうしたものかと
悩み中です。

種がわかってても毎回必ず騙されて、説得されちゃうようなうまい心理トリックって
無いモノかしらん?まぁそんなのが発見されたらオレオレ詐欺みたいな犯罪が
蔓延し放題になりますけどね( ̄∇ ̄)

ああ。誰か何だか素敵な方法を考えてくれないかなぁ・・・。(マテ。)

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上に関連して、いろいろと心理学系(当然、あやしい心理テストの本とか
じゃなくって、真面目なヤツですよ(笑))を見てたら、愛とか好意について
ふれてある章があってついつい読んじゃいました(; ̄∇ ̄)

その本によれば、愛は空想に結びつく事が重要で、憎しみと両立する事が
出来るけれども、好意に関しては現実に結びついて、スキか嫌いかどちらかしか
ないんだそうです。

言われてみれば納得。とすると、恋愛初期にはどちらかと言えば愛の比重が
大きくって、結婚まで視野に入って来るころには好意の比重が大きいのかな
とか、そこの移行がスムーズに行かないと破局するのかなとか(笑)

それでもって、愛は空想が大事という事なので・・・文字コミュニケーションって
意外に”愛は”生じやすいコミュニケーションかもねと思いました。

初対面(?)から文字コミュニケーションだと、良くも悪くも身体的特徴も
伝わらないのでその面のバイアスもないし、空想の範囲が広がって、
対面コミュニケーションより間口が広そう。

現実の相手の方の事はわからないのに、ずーっと文字コミュニケーションを
重ねていくウチに、ある日ころっと心が傾いちゃう事ってあるものね。
と、しみじみ実感してみたり。ん?これは単純接触仮説の方かな?

でも、これはこれで、文字コミュニケーションでもこの仮説が成立する
問題なのか考えると楽しそう・・・かも?

(単純接触仮説というのは嫌いな相手ではなければ、繰り返し写真を見たり
実際に接する事で好意が少しづつ上昇していくって言う仮説みたいです)

もしかして、世界の何処かで卒論などとしてホンキで真面目にこういうのを
調べてくれた人がいるかもねと思ったら、訳もなくなんだかスゴク面白い?
楽しい?気分になってきました(笑)

と、まぁこれはこれで興味深くて楽しいんだけど、でも、実際、恋愛に発展したら
こんなこと考えて居られませんけどね!いや、いちいちこんなこと考えて
パートナーに接したくは無い!!(笑)

こういう分野のエキスパートの方がいたとしたら、恋愛してても
色々と分析しちゃって、きっととても退屈or大変でしょうねぇ。

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そんな、意味のないこと事ばっかり考えてたら日が暮れちゃった1日。

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